市販されていないザイザル

ザイザルとは、レボセチリジン塩酸塩を主成分とする抗アレルギー薬です。医療用の医薬品のため市販されておらず、服用するには医師の処方を必要とします。5mgの錠剤の他に、子供でも飲みやすいシロップ製剤も発売されています。成人の場合は1日1回5mgを就寝前に服用し、7歳以上15歳未満の小児には1回2.5mgを朝食後と就寝前の1日2回に分けて服用します。シロップの場合は6ヵ月以上の乳児から服用可能で、年齢によって量や服用回数が変わります。
ザイザルは第2世代の抗ヒスタミン薬に分類される薬剤で、花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎や、蕁麻疹や湿疹、皮膚炎などのアレルギー性の症状に効果があります。アレルギーの症状は体内物質のヒスタミンが関わっており、ザイザルはヒスタミンの受容体をブロックする事で働きを抑え、アレルギー症状を和らげます。くしゃみや鼻水といった症状に特に効果が高く、鼻づまりにもそれなりの効果を発揮します。抗ヒスタミン薬は体質改善を促す治療薬ではなく、あくまで症状を抑制する対症療法薬ですので、アレルギーの原因そのものを治療する事はできません。
ザイザルは飲み初めて1時間程度で効果が現れますが、十分な効果を得られるまで数日かかる場合があります。花粉症では、花粉が飛散し始める直前から予防的に使用して、花粉のシーズンが終了するまで服用すると効果的です。
ザイザルの副作用としては、抗アレルギー薬全般に見られる眠気や倦怠感、頭痛などがありますが、比較的副作用の症状が軽いのが特徴です。眠気に関しては、脂溶性が低く脳に成分が入りにくいので、抗ヒスタミン薬に付きものの眠気の副作用がやや軽減されています。

■他にもアレルギー性鼻炎対策の薬があります
アレグラ